「やっぱり本は読むべきだな」とは思うんだけど‥

本の虫だった遠いあの頃に比べ、
今の自分は言葉を知らない。


実はむかーし昔に書いた文章が出てきたので読んでみた。
(どんなとは言えないけど。恥ずかしいから;)
文章の出来はともかく、今の自分からすると
よくこんな言葉知ってたなぁ…という箇所があちこちにあって
焦った。


たぶんその頃読んでいた本や
暇つぶしに眺めていた辞書で見つけた言葉を
散りばめたんだろうな。


最近は、知らないことはなんでもパソコンで検索してしまうから
辞書を引くこともない。


でも、その頃はいつも手に届くところにあらゆる辞書を置いていて
調べたものには色鉛筆で印を付けていた。


そうすると、次にまた同じ言葉を調べたときに
複数回ひいていることが分かり
頭に入り易いと高校時代に先生から教わったので。


そこまでやっておきながら、
文章に接していないせいで折角覚えたものも
どんどん、そして確実に忘れてしまっている。


それが、虚しかったり
悔しかったり
勿体無かったり
恥ずかしかったり。


成長どころか退行してるよ自分。


というわけで、反省してこれからは本を読もうと思う私なんだけど、
読書が好きで読みあさっていたあの頃と
義務的な感じで読もうとしている今とを比べると
上手く言えないけどすごく複雑な気分になるんだな。